道徳

先日、

道徳見つけの後の発表の時間が足りなくなる。
私自身の実践で、1学期の数回は、「道徳見つけ」と「発表」で、45分のほとんどを使ってしまった。

という内容の記事を書きました。



えっ!道徳見つけと発表で45分って……内容項目はどうなるの??という話になると思います。

その際の進め方の例です。



一学期の最初の時期は、短い時間しか考える時間がとれないのを覚悟で「ここだ!」というポイントについて児童に発問し考える時間をとります。
この発問はもちろん内容項目に関係する発問です。
そして、考えたことについて、普段の自分はどうだろうかと省みる活動をします。


道徳見つけで、様々な道徳的価値に触れ、
発問で、中心となる内容項目に触れ、
最後には、自らを省みる活動を行います。


中心となる項目について、じっくり考えられることはできないかもしれませんが、一学期の最初の時期は、「道徳見つけ」の仕方や、「道徳見つけ」で様々な道徳を見つけられるような下地を作ることを狙いとします。
この下地作り(「道徳見つけ」が一人でできる。様々な道徳を知っている。)が、後々の道徳授業を深めることに繋がります。


さらに、教科書には、内容項目の同じ資料が何度か出てきます。
年度当初にじっくりできなかった内容項目ついては、もう一度考えることもできます。
さらにいうと、1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生、という見通しの持ち方もあると思います。


また、内容項目や4つの視点(主として~)は相互に関連を持っています。
「道徳見つけ」で様々な価値に触れることで、関連付けながらの読み方も身に付くと考えられます。


「45分」のみで考えると苦しくなります。
「45分×35回」と考えると少し余裕が生まれます。




これまた、一つの例ですが、


前に扱った『◯◯』という資料では、思いやりについて行動に表すことが大切だと考えさせられたけど、見守る思いやりもあるんだねぇ。


こんな話ができるといいなぁ、と思っています。





まとまりませんが……御一読ありがとうございました。